こども園候補が複数あるときの選ぶポイント!園の下見は0歳からできるよ!

 

こんにちは氏家秀太(うじけしゅうた)です。

こども園を選ぶときに大事だったなと思うポイントをまとめます。

  1. とりあえず距離
  2. 評判を調べる(なかなか難しい)
  3. 実際行ってみて園の様子や先生を見てみる

 

今回はこども園はここ!というのが決まっていない方向けの記事です。こども園どこにしようかな?どうやって探すんかな?という方の参考になると嬉しいです。

公立こども園にはバスがないので、送迎バスがある園がいい方はお近くの私立幼稚園を探してみてくださいね。

どうしてこども園を選ぶのか?合併前は注意

徒歩すぐの距離にこども園がある方はどうしてこども園を選ぶのか?と不思議に思うかと思いますが、近くに園がなかったり合併吸収で遠くなってしまうこともあります。

よく校区の小学校の幼稚園が合併されたため、地図で見たら同じような距離で3つこども園があるものの校区のこども園が一番遠いという結果になることも。一番近くのこども園も1km超えたりかなり坂があったり、どこも徒歩ではちょっとな~という距離で、どこを選べばいいんだろう状態になります。

ママ友がいて直接園の様子なんかを聞ければ安心なのですが、あいにくこども園を利用している知り合いがいませんでした。

合併前の幼稚園は注意が必要 ここからは、聞いた話を中心に書きます。

幼稚園が合併する場合は、最後の2年はかなり人数が少なくなるかもしれません。

うちの場合、校区の幼稚園がちょうど子どもの園探しを始める前に合併が決まり、年中までで園がなくなってしまうという話でした。

年長の時点で転園するという手もありましたが、内気な息子がお友達が出来上がった年長クラスにいきなり入るのも心配でした。また入園時に何か物品を新しく揃えないといけないのかも?ということもあり幼稚園はあきらめ、近くのこども園を探すことにしました。

 

後から聞いた話では、最後の卒園児はかなり数が少なかったそうです。通っていたお友達はいなかったので具体的な話は聞けませんでしたが、片手で数えられる人数だったそう。少人数の方が先生の目が行き届きやすいですし、子どもものびのびと遊べるかと思います。

ですがせっかく幼稚園・こども園に入るなら大勢で遊んだり、集団での行動を学んだりという機会であってほしいという方もいらっしゃるかと思います。入園後にこんな少人数になると思ってなかった・・ということのないように、知っておいていただければと思います。

こども園を選ぶポイントは?

  1. まず距離!
  2. 評判を調べる(なかなか難しい)
  3. 実際行ってみて園の様子や先生を見てみる

実際自分で行って見るのが大事なのですが、通っている人にしかわからない評判もあるので評判を2位にしましたよ。

まずは距離!家から近い園が一番

近いのが一番です。毎日通うのでほんとに近い方がいい。

自転車は雨の日危険です。普段自転車でも雨の日は歩いてこられる方が多いです。普段自転車の距離を雨の中徒歩は本当に大変だそうです。

雪の日はほんとにえらい目にあいました…

また警報や地震など非常時の急なお迎えもあります。

 

ですが、入園できるかどうかを考えると小学校の校区の園が確実です。定員オーバーする可能性がある場合は特にですね。定員オーバーしても校区内の子は入園できると言われました。(奈良市でオーバーするのが数人の場合です!違うこともあるかと思います)

定員オーバーする心配がなく、校区内の園より距離が近い園があるという場合はそちらも候補になるかと思います。

我が家の場合候補が3つありましたが小学校校区の園が一番遠かったです。合併したこともありますが、一番近いところが校区の学校ではないかもしれません。自分の住んでるところはどこの小学校の校区なんだろう?という方は、市役所で確認すると教えてもらえます。

市役所で小学校と中学校の校区をみてもらいました。海老名市はちょっと頼りないところもありますが、市役所ではこども園情報や、子育て支援センター情報なども教えてもらえるのでどんどん活用しましょう。

園の評判は大事!でも調べにくい

評判は大事です。通っていないとわからないこともあります。

近くても評判が悪いところはやめておいた方が賢明です。子どもの命がかかっているので、無茶はやめておきましょう。(住んでいる地域で評判の悪かった園は、先生たちの仲がかなり悪い、コップを使いまわしで利用させるといったような評判を耳にしました)

 

でも評判ってなかなか出てこなかったり、見つかっても当たり障りのないことしか出てこなかったりするんですよね。しかも園の評判は先生によるところがかなり大きい。その先生以外は良い先生かもしれません。

またネットに園について書き込むのはかなり勇気がいります。特定される要素が多く、身近な人が見たらあの先生のことかな?あの人かな?ということがわかってしまう恐れがあるんですね。

バレてしまうのではと気にする方や、具体的な話になればなるほど特定されやすいのでこの件について腹が立つ!というときも、当たり障りないことしか書けません。

さらに4月に先生の異動が結構な割合であるので、嫌な評判を目にした先生が異動している可能性もあります。

人対人なので先生と保護者・児童との相性もあります。園に通ってすぐならまだしも、長い間通っていると普段からの先生への不満があったり、この先生嫌いというような自分の意見が入ってしまって、第三者から見たら本当にそうだったのか?というような書き込みにもなってしまいます。

なので身近な人から聞ける話でないと難しいです。自分でその話は本当っぽいな、この話はこの人側の意見だな…なんとなく聞いておこうと判断できる距離の人からの口コミが重要です。

 

しかし周りの友達が保育園に通っている子ばかりであったり、引っ越してきた、新しくできた園という場合は聞く人がいないんですよね。なので自分で園の様子を見に行くのをおすすめします。

実際に見に行くなんてできるの?と思うかもしれませんが、0歳からこども園に行って遊ぶことができるんですよ!(年齢や内容は園によるのでお近くの園でご確認を!)

未就園児保育(プレ幼稚園)のメリット

こども園には未就園児保育という、プレ幼稚園のような制度があるのをご存じですか?

未就園児保育は、親子で通園して一緒に保育室で遊んだり園庭で遊ぶことができる制度です。申し込めば誰でも参加できるんですよ。

未就園児保育のメリットはこんな感じです。

  • 園の雰囲気が知れる
  • 先生と話す機会がある
  • 毎週出かける予定ができる
  • 運動会の未就園児種目に参加
  • 仲の良い子や気の合う人がみつかるかも

未就園児保育は有料ですが、メリットを考えると損はないかと思います。

我が家の場合は存在を全く知らず。入園まで1年を切ってから未就園児クラスの存在を知ってしまい、慌てて3か所申し込みました。1年弱しか利用しなかったのでこんな感じですが、もっと早くから通っていればさらにメリットがあったかも!

直接園の雰囲気を知ることができる

未就園児保育では、未就園児クラスの部屋と園庭で遊ぶことができますよ。

自由時間→先生が歌遊びや工作などをしてくれる時間

という感じでした。

遊べるのはもちろん、園内の様子を直接見ることができるんですよ~。

  • 園児の様子
  • 先生たちの様子
  • 園の施設の様子

危ないところはないか・清潔感があるかといった点をみてました。細かいところだとハンドソープが補充されているかなんかも大事ですね。

個人的には故障個所の修理は特に注意してみておいた方がいいかと。費用がかかり業者の手配などもあるので即日というわけにはいきませんが、ずっと壊れたまま・使えない状態のままというのは心配です。危ないところならなおさらですよね。

先生にどうなっているのかなんとなく聞いてみたら、教えてくれることもあるかもしれません。

先生と話す機会がある

園の先生といろいろ話せます。行かないと話すことはないので貴重な情報源でしたよ。

未就園児保育の先生と園長くらいしか話す機会はありませんでしたが、実際の様子を聞くことはできますよ。未就園児クラスの間は未就園児保育担当の先生がいてくれるので、割と自由にお話できました。

ただ、息子が通っている園は未就園児保育担当の先生って固定で1人決まっていて、3年間変わってません(未就園児保育に参加したのは1年弱だったので、他の園の体制はわからず)。その先生としか話せる機会はないんですよね。未就園児クラスの時間以外に普通のクラスの手伝いに来てくれることはありますが、担任をしていることはありませんでした。

なので未就園児保育の先生が良い・悪いではちょっと判断しにくいです。園生活では担任が重きをおきます。ただとても馬が合うような先生で、信頼できてなんでも話せるな~という場合は、その先生がいる園を選ぶのもありだと思います。(めちゃくちゃ気に入った先生がいても、残念ながら他の園に異動の可能性はあります)

 

先生で選ぶ理由は、相談しやすいから。通い出すとほんとに何かとトラブルが起こるんですよね…

うちの子は行きたくない!と朝泣くタイプで、年中の途中までずっと続きました。一時期は「もうこども園やめようか」というくらい疲れ果てていましたよ。

他にも給食が食べられない、お友達を叩いてしまう、みんなで何かしようというときに参加できないなどなど、色々な子がいました。そんなときに「ちょっとこんな感じで困っていて…」と気軽に相談できる先生がいると心強いですよね。

”みんなそうだから大丈夫”、”いろんな子がいるから大丈夫”、といろんな励まし方があるかと思いますが、未就園児保育で1年、もしくはそれ以上顔を合わせて一緒に成長を見守ってくれた先生だと「○○ちゃんはこういうタイプの子だからこういう風にするといいかも」というような具体的なアドバイスをくれるかもしれないですよね。別にアドバイスなくても、信頼している先生に大丈夫やでって言ってもらえると安心の度合いが違うと思います。

担任の先生が悪いとかではないのですが、未就園児保育の先生はどんな風に子どもと接してくれているかも自分で見てきているので安心感が違うんですよね。

残念ながらわたしは校区外の先生の方が印象がよかったものの、定員オーバーしそうな人数だからもしかしたら入れないかもしれないと言われて諦めました。子どもの行きたくない問題も、その先生に相談できていたらもっと楽だったかもしれないな~と思います。

毎週出かける予定ができる

毎日毎日暇だったので、毎週出かける予定ができるのもありがたかったですよ!

年齢によって通う回数が違ったのですが、今はコロナバージョンになっています。園のホームページで未就園児保育について日程や料金や確認できるので、ぜひお近くの園を見てみてくださいね!奈良市のこども園はこちらからどうぞ。

子どもが小さいときは家より外の方が機嫌がよかったので、公園や支援センターに行ったりイオンに行ったりと毎日うろうろしていました。毎週何曜日の午前中という感じで予定が入るだけでとても楽になりましたね。

わたしの場合は、3つ申し込んだために週3日は予定が入りましたよ。園によって未就園児クラスの曜日が違うので、複数申し込みたいときは曜日がかぶっていないか要チェックです。

こども園の運動会に参加できる

変わり種のメリットは、こども園で開催される運動会の未就園児種目に参加できます。

行った日は雨で残念ながら未就園児の種目はなくなってしまったのですが、後日未就園児クラスに行ったときに参加賞で配る予定だったじゆうちょうをいただきました。

どこにも所属していないとイベントに参加する機会は少ないので、貴重な体験かなと思います。

仲の良い子や保護者同士で気の合う人がみつかるかも

子どもの集団生活やお友達と遊ぶという機会も大事ですが、主な目的は保護者同士の交流ではないでしょうか。まだまだ小さいうちは一人遊びが主ですよね。

一番のメリットかもしれませんが、わたしは人見知りで話し相手はできなかったのであえて最後に入れました(笑)

親子が集まる支援センターと違うのは、日が決まっているのと、近所でしかも同じ園に通う可能性が高いことですね。支援センターは割と車で来られている方がいて、住んでいる地域もちょっと離れているという方が多かったですが、園の未就園児クラスは近所の確立が高いです。

中にはここには通わないよ~という方もいますが、支援センターよりは同じ園に通う親子に出会いやすいです。近所なら小児科ここがいいよ~とかこの公園よかったよといった情報交換もしやすいですし、仲が良くなったら外で遊ぶこともできますよね。

遠い園のメリットもある。1.5km以上だと車で登園ができる

近いのがいい!と書きましたが、遠いからこの園ないな。という風に切るのは待ってくださいね。園から半径1.5km以上だと車で登園ができるんです。めちゃくちゃ重要じゃないですか?

園まで徒歩5分とかならそもそも悩まないと思うんですけど、どこの園も徒歩約30分以上または電動自転車で雨の日は徒歩。そうなると車で登園できる園はめちゃくちゃ魅力的です。

地図で半径1.5km確認しないと車の許可が出ないので、微妙なラインだ…という場合は園で聞いてみてくださいね。うちもほんとに円の線上で図る場所によったらアウトか?!という場所だったので、園で1.5km以上のお墨付きをもらってから入園の応募をしました。

車で登園のデメリット

もちろん車で登園のデメリットもあります。

通学路を歩く習慣がつかない。小学生になったら通学路を歩いて行かないといけないので、ここは見通しが悪いとか、車がスピードを出すとか、色々覚えないといけないんですね。

傘をさして長靴で歩く習慣が身につかない。車移動の方傘と長靴って使いますか?うちは全然使わなくて運動靴に傘のみなんですよ。

閉じた状態の傘を持って歩くというのも大事な経験だそうで。小学校に行くようになって傘を持って歩いてこけたという子も。

また雪の日はノーマルタイヤだと強制的に徒歩です。雪の日は3年で1度だけでしたが、子どもは足が冷たくて痛いと途中から抱っこする羽目に。歩きながら近い園がよかった…!!と何度も思いましたよ。

こども園候補が複数あるときの選ぶポイント!園の下見は0歳からできるのまとめ

こども園を選ぶポイントでした。いろいろ書きましたが、言いたいのは3つです。

  1. とりあえず近い園
  2. できるだけ評判を調べる
  3. 未就園児クラスに通い園の様子や先生を見てみる

来年からこども園や!どこに通ったらいいんやろう?では遅いです。間違いなく我が家パターンです。市役所に駆け込み校区を調べて、近くのこども園をリストアップしてください。

情報収集にはぜひ未就園児クラスを活用してくださいね。すでに兄姉が園に通っている子がいれば、園のことを聞くことができるかも!

園選びは大変ですが、新しい出会いがあったり新しい情報が知れたりと色々と良いこともあります。後からあっちのこども園にしたらよかった…と後悔しなくていいように、頑張って調べて納得のいく選択をしてくださいね。